ネックだった、外交論と比較政治学の試験が終わり、中休み中。
残すはドイツ語と政治倫理哲学。
さぁて。
木曜の前夜祭から始まったSan Joanのお祭り。
San Jordiは本とバラが主役のとてもかわいいお祭りだったけど、このSan Joanはかなり過激。
だって、目玉が
花火と爆竹。
しかもこっちの爆竹は、よく見かけるようなかわいい代物じゃない。
音がでかけりゃいいってもんでもないと思うんだけど、街のあちこちで
「
ドッカン・ドッカン」。
(光ったかと思うと轟音が!の繰り返し)
ちなみに、
道路や広場、など人がたくさんいるとこで点火する…
もんだから、油断して歩くわけにもいかず。かなり怖かったです。
日本で花火と言えばつきものの、「線香花火」なんてこっちじゃ全然売れないんだろうなぁ。
そして、電車があるうちに帰ろうと、友達の誕生日会を早めに抜けたのに、終電を逃がしました。
というのも、バス用車線に違法駐車したトラックのせいで、乗ってたバスが立ち往生しちゃったから。
・他のルートを行くにも、運が悪いことにカラメル地区*だったからその道以外は通行禁止。
・警察はSan Joanの騒ぎの非常事態に備えてみんな出払っている。
とかで、どうしようもない。
ドライバーの帰りを20分以上待ってみたけど動きが無さそうだったからタクシーを捕まえることにしました。
一緒に抜けてくれた子がいてくれたのが不幸中の幸い。一人だったら他にいた観光客に紛れさせてもらってたかな。
タクシーでカタルーニャ広場に向かうも、時既に遅し。
終電に間に合わず。
最後の手段として深夜バスが走ってるから、バス停まで行ってみたものの、
せっかく(?)終電を逃がしたのならこのままお祭り騒ぎを見物しよう!!
ということで、ビーチに行くと言っていた友達に連絡。
大学の近くにいると言われたので、歩いて(地下鉄はもう走っていない時間だった)大学まで向かう。
30分ほどで合流できたのは良かったけど、
混みすぎ。
微妙なテクノっぽい音楽がガンガンにかかってるし、酔っ払った外人ばっかだし。
バルセロナっ子の友達の一人なんて
「来るんじゃなかった…」と心底後悔してる雰囲気でした。
@丑三つ時のビーチ
しかも、バスの件でイライラしていた私に追い討ちをかける衝撃の事実が発覚。
地下鉄が動いてた!!
どうやってそこまでやってきたのかを聞かれたから、「徒歩」と答えたら目を丸くして
「なんで地下鉄乗らなかったの?」
と言われました。
だってそんなの知らないもん!!
テレビで散々告知してたと言われたってここ一週間テレビまともに見てないもん!!
とフクれてみたら
「ごめん!」とひたすら謝りだした友達がおかしくて、そんなことどうでもよくなってしまった・笑
けっきょくご想像の通り、家に帰ってきたのは翌朝なんだけど、お昼ごはん中(私にとっては朝ごはん)にボケ~っとしていた私にトドメの一言が。
「昨日は地下鉄だけじゃなくて、電車も夜通し動いてたんだよ。」
記念と言えば、いい経験ができたけど、
知らないって、高くつくんだか何だか。