ここのところ、中高時代の懐メロが頭の中を流れっぱなし。
なぜなら、友達に借りたCDに
Natalie Imbrugliaの”Torn”が入ってたから。
この曲はたぶん、中3くらいの時に大ヒットした曲。
ラジオでよくかかってたなぁ。
ということで、今日は最近よく聴くラテン音楽の紹介。
日本よりもジャパニーズだった時代劇だけじゃなくて、ちゃんと現代の西洋にも触れてますよ!というアピールでございます。
今さら(やっと)ラテン音楽に興味を持ったきっかけは、6月の半ばにRavalであったLa Alegria del Barrioという野外音楽祭。
そこで演奏してたコロンビア出身のLa Sucursal s.a.というサルサバンドがすっごくかっこよかった!!(ボーカルは顔がいいだけじゃなくダンスうまかったし。ここでは背中のみの登場・笑)
インディーズなのか、CDを出していないみたいなのが残念。
この日は他にも、モロッコ出身のヒップホップグループがアラビア語でラップを披露したり、となかなか盛りだくさんな企画で新鮮だった。
しかも、全部タダ。
LIVE8には負けるけど、なかなか粋な夜でした♪
【Así es española】
トップバッターは
Bebe。
アンダルシア訛りのスペイン語だから、歌詞が少し聞き取りにくかったりするど、力強さ・ハスキー具合・トーンともにスペイン人女性の典型の声をしていると思う。
スペインの女の子の強さを知りたい場合は
→”
Malo”
スペインにはどんな女の子がいるか知りたい場合は
→“
Ella”
のPVをご覧あれ☆(全部視聴できます)
■歌詞の内容
“Malo”:たぶん、パートナーから虐待を受けてる女性の話。
「あんたはmalo(根性が曲がってる)で、tonto(アホ)だ」と訴えてる。
“Ella”:”Malo”とは正反対の明るい歌。
ちょっと古いけど、竹内まりあの『元気を出して』と岡本真夜の『Tomorrow』を合わせた 感じ。でも、この曲の場合、明日じゃなくて
「今日はあなたを中心に世界は回る」というようなことを言っています。
少しでもスペイン語を読める人はぜひ、歌詞に注目してください。
Son muy bonitas las palabras♪
【おもいっきり吉本路線】
次は、ロックグループ、
Hombres G。
名前からして狙ってる彼ら。だって、昔流行ったアメリカの「
Gメン」をスペイン語に直訳しただけだもん。
そして、もちろん歌詞も。
例えば、“Devúelveme a mi chica”(俺の彼女を返せ)という曲では
「返さないと
カイ~ノカイ~ノパウダーをぶっかけるぞ!」
と彼女を奪った相手に、蕁麻疹を起こす粉での襲撃を誓ってます。
必死さが想像できて、かなり笑える。
【スカ○ッぺ??】
負けじとウケたのが、スカ・バンド
Ska-P(
スカペーと読む)
「スカ」と聞くと東京スカパラかを想像するんだけど、彼らはどっちかと言うとパンクに近い。
(見た目もちょっと怖いお兄ちゃんたち。)
曲の内容は、けっこう反社会的な意味合いのものが多いかな。
「革命起こそうぜ!」というようなノリ。
【何人?】
社会メッセージという点ではけっこう強烈なのが、
Molotov。
ロシアのグループかと思ったけど、実はメキシコ人グループ。
英語とスペイン語(南米語?)を織り交ぜて歌っているから、スペインとまたノリが違っておもしろい。
ただ、歌詞は"puta"や"maricón"と言った言葉を羅列して、とにかくやっつけてしまえ!という内容なのでかなり過激。
【Visc a Catalunya!!】
カタルーニャ語で歌うロックバンドの
Els Pets
ご覧の通り、けっこうもうベテラン。
ベスト版しか聴いたことないんだけど、どうしようもない下ネタもあり、同性愛を扱った切ない曲(付き合ってた彼に彼女ができてしまう話)もあったり、とバラエティに富んでるし、前にあげたバンドたちに比べれば大人かなぁ。
今日紹介した中で、買おうと思うのはBebeくらいかな。
あとのは、CD一枚ずつコピーさせてもらっちゃったから。