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De Battre Mon Coeur S'est Arrêté"
邦題:真夜中のピアニスト @アミューズCQN (渋谷)
前に『
ルパン』を酷評したくせに、懲りずにまた観た作品。
『ルパン』で主演しているロマン・デュリスが出てるんだけど、妹が絶賛の『
リード・マイ・リップス』と同じ監督ということで行ってみました。
結論から言うと、何を言いたいんだかイマイチよくわからなかった。
・父親との関係と介護(病気持ち+母親は既にいない)
・昔諦めた夢への再挑戦
・現実の人間関係(仕事)
・女性関係
………etc.
盛りだくさんだっただけに、主題がボヤけてしまった感が強いです。
エレクトロ系の音楽、
犯罪スレスレの仕事(いわゆる「地上げ屋」)、
気晴らしのために寝てしまうというダラシなさ、
とは対照的に描かれていた
クラシック音楽(ピアノ演奏)への熱意
は強く伝わってきたのですが、あの終わり方じゃ…
という具合に、腑に落ちない映画だった。
ただ、今日の収穫は映画館が入っていた
ピカソ347。
私がバルセロナに行った後にできたビルらしく、映画館だけじゃなくてショッピングも食事もできる施設になってます。
渋谷駅からは少し歩く分、人が少なめで人酔いしにくい?!
◆おまけ◆
劇中での発見。
→男性の勝負服(一張羅)はCristian Dio○。
主人公が、ピアノのオーディションの時に着ていたシャツがここのものでした。
スーツはどこのかは不明だけど、やっぱりどんなチンピラでもちゃんと持ってるんだなぁと感
心。
そんなシャツも血まみれになっちゃうけど。