【9月14日(金)】
「今日は定時(17時)で帰らせてもらいます!」
と16時半くらいから上司も含め、周りに宣言しながら同期ガールズとダッシュで向かったのが
シネコンの新宿バルト。
だって今日は
Latin Beat Film Festivalの初日。
Diego Lunaの舞台挨拶なんですもの♪
ダンシング・ハバナ
を観て以来、最近の若手俳優の中では群を抜いて気になる存在の彼。
そんな彼の初来日となれば、行くっきゃないでしょ~。
ということで、誘ってくれた子+ラテンギャルの3人で行ってきました。
映画が始まる前から、テンションは上がりっぱなし。
夕飯食べてないのに、仕事した後なのに、あんなに元気だったのはやっぱり金曜の夜だから?
いや、ディエゴに会えるから。(笑)
周りの席をドンドン埋め尽くしていく『ザ・業界人』みたいな方々にも興奮してるうちに(ただの変人ですね、私たち)
映画が始まる。
前から2列目だったから、タダでさえ観るのが辛いのに、全編ハンディカムで撮られた作品だったので、すこぶる酔いました。
えぇ。
しかも、途中で字幕が飛んだり、先回りしちゃったり、
メキシコの混沌とした様子を如実に表しているようでした。
ホント。
肝心の内容は?って??
う~ん。アモーレス・ペロスや21グラムを手掛けた実力派だからこそ成せる技なのか、
含蓄が多すぎたみたいで何が言いたいのかよくわからなかった。
敢えて言うなら「愛は束縛とは違う」ってこと?
誰か教えて。
突き放すような突然のエンディングにあっけにとられるうちに
~~~~~映画終了~~~~~
いよいよ今日の主役、Diego Lunaの登場!!の前にスタンバってた報道陣がワラワラと場所取りをして、準備完了。
会場もなんだか緊張感が高まる。
暗い舞台袖へ視線が集まり始めると。。。司会役のオジサンを筆頭に、
ゲストのラテン映画関係者が登場!!
もちろんディエゴもその中に☆
ぶっちゃけ、生で見ると映像以上に普通にいそうな感じなのだけれども、
笑顔がステキすぎる(>v<)
カナダの映画祭から飛んできたばっかりで疲れてるだろうに、
インタビューを待つ間もずっとニコニコしてたし、観客の方を見て愛想よく応えてくれてました。
ほんと、ナイスガイ。
そんな優しい瞳に浮かされちゃったのか、司会の
「誰かディエゴに質問をしたい人は?」
という声に思わず
「はい!」
と思いっきり挙手した私。
当たればいいや、と質問を吟味する時間も惜しんで挙げた甲斐があって、
一番でした。目立っちゃいました(笑)
たぶん、私より両隣にいた同期の方が驚いたんじゃないかな。
「何やってるんだ、この娘は~?!」って。
でも、上には上がいるもので。。。メッセージボードを持ってきていた女の子もすかさず声を挙げたため、司会の興味はそっちに移っちゃったのです(涙)
そこで、当初は予定していなかった観客とのQ&Aに驚いた主催者側が通訳をどうするのだの、なんかゴタゴタし始めたので、オイシイところを持っていかれたのが悔しかった私は
"Queria preguntarle solamente una cosita en espanyol. Por favor!!"
と司会に向かって言ってしまっていた。考えるよりも先に口が動いてました。
そしたら、司会よりディエゴが反応してくれて、
"Puedes hablar espanyol?"(ウィンク付き)
と返してくれたのです。
ディエゴと目があっただけでもう本望だったのだけれども、さっきの女の子たちの質問の後に私にまたマイクを戻してくれたディエゴ。
映画の結末について彼の意見を問う質問をしたのだけれども、
「普段はこういう手の質問には答えないけど、今回は・・・」ということでちゃんと答えてくれました。
スペイン語勉強してて良かった~とこれほど思ったことはなかった夜。
同期の愛すべきお二人様。また、あのときの思い出に浸りましょう。ふっふっふ。