昨日はハシシを吸ってた友達のおかげで悪酔いしてしまった。
と言っても、私は吸ってません!(そんな勇気ありません。。。)
情けないことに私は彼女たちが吸ってたハシシの煙に反応してしまったようです。
タバコすら吸ったことがないので、そういうことに限って妙に敏感みたい。
と書くと物騒に聞こえるかも知れないけど、スペインほど喫煙率が高い国であればタバコ以外の葉っぱも出回ってるわけで。
マリファナやハシシの原産地であるモロッコに近いので、質が良いものが簡単にしかも安価で手に入るんです。
それを目当てにモロッコに旅行に行くスペイン人は五万といるし、それを見越してヨーロッパ中から観光客がやってくる。
そして留学生も然り。
母国で禁止されてるから、ここぞとばかりにマリファナを買い集め、夜のグエル公園で酒盛りしながらハイになってる留学生たちもいるくらい。(もうちょっとましなことにお金+労力を使えよ!)
地元の大学生の間でも、マリファナを吸ったことのない人の方が珍しいくらい一般的な薬物です。
でも、決して強要したりしないし、吸わないからと言って差別するわけでもない。
これはアルコールに関しても言えること。
こっちの学生はめちゃくちゃお酒に強いけど、彼らほど飲めなくても受け入れてくれる。
だから、別にビクビクしながら暮らす必要もありません。
ただ、日本よりもトラブルに巻き込まれやすいのは確か。
日本で言えば表参道みたいな華やかな地区と新宿歌舞伎町くらい物騒な地区が歩いて10分くらいの距離だし、パッと見では区別がつきにくいから。
例えば、私もミリアムに言われるまで知らなかったのが
・ レイアール広場(ガウディ初期のガス灯が有名)
→麻薬(覚せい剤など、マフィア絡み)の受け渡し場所と化している
観光客しかいないからスリが常に目を光らせている
影が多いから何かされても周りに気付いてもらいにくい
・ テアトロ・プリンシパル横の路地(劇場自体はバルセロナで一番古い由緒ある場所。ランブラス通りに面している)
→通りがとにかく暗い(待ち伏せられていてもわからない)
入り組んだ路地裏だから、逃げ場所がない
現地人も近寄らないから助けを求めにくい
ということで、用心した方がいい場所は他にも色々とあるけど、この二つには「行くな」と言われてる。
ということで、今回はなんだかおどろおどろしい話になってしまったけど、バルセロナに限らず海外に行ったら自分の身は自分で守るもの。
いつだか流行した「自己責任」というやつです。
矛盾するように聞こえるかも知れないけど、こっちに来てからの方が自由だと感じる。
周りの意見も聞くけど、
自分の判断を基準に動いているというのを日本にいる時よりも実感しているからかも知れない。