昨日からやっとバルセロナ「らしい」天気になってきた。
最高気温は20℃後半、東京ほどじゃないからけっこう湿度もあるから、暑い週末になりそう。
【引き抜き成功?!】
きのうは一週間ぶりに短編映画のメンバーで集まった。
いつもいる監督のフェルナンド、助監督のホセ、日本語班のアンヘル以外にも、撮影や衣装・美術担当の学生も来てたからけっこう賑やかでした。
話し合いで決まったことは、
■5日 日曜
唯一決まっている俳優さんの衣装・カツラ合わせ、と台本の読み込み
■6日 月曜
午前中に在バルセロナ日本企業に電話
→
結果的に、
・音響・映像関係企業
・電機メーカー
・商社
・広告代理店
の方に電話にて協賛のお願いをすることに。
一口€100からお願いします。目指せ€2000!!
でも、こういう場合って「金銭的援助をお願いします」と言ってしまってよいものな
のでしょうか。そっちの方がお互いに時間と労力の無駄にならないからそうしよう、ということ
になったんだけど、不安だわぁ。
(現像以外にもセット設営や衣装にお金が…)
■9日 木曜
台本日本語版の最終チェック。
真意がちゃんと活かされているか確認した後、翻訳の先生(日本人)に、江戸言葉の指導をして
もらいたい。
ということで昨日はお開きになった。
家に帰ってきたのが、なんだかんだでもう23時。しかも、夜ご飯を食べたのは午前0時過ぎだったから、疲労困憊。さっき大学から帰ってきたとこなんで、今日はおとなしく家で大人しくします。
でも、そんなのも吹き飛ばしてくれるような嬉しいニュースが♪
主役を!!と期待していた俳優さんとやっと連絡がついたのです。
さらに、プロの俳優さんであるにも関わらず、快く無給での出演を引き受けてくれた。
その彼とも日曜に顔合わせの予定。
何度電話しても、音信不通だったんだけど、思いが通じたのは10回目の正直くらいかしら。
やってみるもんだねぇ~
【¿qué aspiro?】
正直なとこ、このプロジェクト参加に至った経緯は、「寝耳に水」から始まった。
友達からの誘いの電話を受けて、興味本位で話を聞きに行って時にはもう参加者として数えられてたくらい、訳のわからぬうちにプロジェクトの一員になってた。(実際に会う前に、電話で話した時点で既に意思は半分以上かたまってたけど)
そして、自分が求められている役割(立ち回り?)が見えてきたとこ、というのが現状。
それがはっきりしてきたところで、翻訳作業や企業との交渉以外に、個人的に取り組んでみたい課題を考える余裕がようやく出てきた。
日本語班(日本語の知識がある人たちのグループ)には私を入れて3人いる。
こういう風に、グループで何かをやらなきゃいけないときの私の悪い癖が
全部一人でやろうとする
こと。
頼まれたことをやり遂げる自信があるからこその結果なんだけど、それじゃいつまで経っても「自分」だけでキャパがいっぱいっぱいになっちゃう。
全部一人でやってしまうと言っても、他の人の仕事を横取りしちゃうわけではなくて、
・周りの助けを受け付けない →
手を借りるのは申し訳ないと思ってるから
・仕事を割り振ろうとしない →
自分のことで精一杯で周りが見えてないから
・自分のこと以外を気にしなさすぎ→
干渉されるのが嫌いだから周りのことにあまり頭をつ
っこまないようにしてる。
などの事情で、かなり自分本位な動きに走ってしまうことが多い。
だから、今回はできるだけグループの他のメンバーが置かれている状況を把握して、協力しながらやっていくというのが目標。
タイトルは
『ポック・ア・ポック』
と読みます。
カタルーニャ語で
一歩ずつ、少しずつ
という意味。