2月のロンドン旅行中にSt.James Parkで撮ったオリンピック誘致の旗。

マドリッドも最後まで有力候補として粘ってた2012年夏季オリンピック開催地がロンドンに決まった。
サッカー以外でも普段からアンチ・マドリッドを掲げるホストファーザーは、この結果に大満足な様子。
家に帰ってきてからずっとその話題ばかりだもん。
ま、お父さんだけじゃなくてバルセロナ中が「マドリッドじゃなくて良かった」という雰囲気だけどね。
テレビも「ロンドン勝利の理由」ばっかり検証してるもん。
(こっちは英vs仏の因縁にスポットを当ててる感じ。)
撮影記はこれが最終回。
【què fem ara?】
撮影第一弾が終わったものの、これからは
・スペイン語字幕のチェック
・アフレコ
・編集
の作業が待ってる。
他にも色んな企画を同時進行でやってる彼らだから1カ月くらいかかるらしい。
そうすると、仕上がりは見届けられないかなぁ。
出来上がり作品を大学に提出してから、ロケ第二弾を敢行したいと考えてます。
これはこの前発電機がショートして撮れなかったシーンを加えて、ストーリーと映像に深みを持たせたいから。
だから、その予算確保のため、また新たに協賛先探しを始めてます。
今撮れた分の出来上がり次第では、大学側ももっと手伝ってくれるらしいから前ほど火の車にならなくて済みそう?(願いを込めて)
【i com h’anat?】
「有言実行」なんて慣れないことを言ってみたものの、実際やってみてどうだったのかまだちょっと早いかも知れないけど、ちょうどいい区切りだから振り返ってみます。
周りを信用する・協力するよう自分から働きかけることをテーマにしてた。
簡潔にまとめてみると、最初3人いたチームが途中1人加わって、その後個人的な諸事情により、最終的には2人になっちゃった。
しかも、相方は私よりもよっぽど忙しい子だったから仕事は私がやるしかないわけで…
しかも、日本語が上手いのに謙遜して必要以上に私を立ててくれたこともあって、好きなようにやらせてもらっちゃった。
そりゃ日本人の私が周りより日本語が上手いのは当たり前なわけだけど、なるべくそういう壁を作りたくなかった。
台本にあるスペイン語や監督たちが意図していることがちゃんと解釈できてるか不安もあったから現地人の彼らにはどうしても一緒にいて欲しかった。
だから同じグループの子と話す時でも、スペイン語で、あとミートに行った時はその日中にまとめを送るようにしてた。
一つの仕事をグループでやる時って情報の共有が命取りだから。
あと、もう1つ気を付けたのが、早め早めに仕事をすること。(やらなきゃいけないことを溜めない!!)
自分としては「時間通り」でも、周りからしてみれば、「計算と違う!!」ということになり兼ねないから、今回はなるべく頼まれた日に片付けるようにしてた。
というのは、表面的な理由(いわゆるタテマエ)で、
初対面の人ばかりだったから、サッサと仕事をやって信用を得たかったというのが本音。(笑)
留学も終盤に差し掛かって関わった企画で「使えねぇ~」と思われるの悲しいし、お互いギクシャクしながら準備するの嫌だもん。
監督たちのオープンな性格もあるけど、この作戦は功を奏したようで、短い間にいい信頼関係を築けたと思う。
「いつでもアテにしてくれていいよ」*と言ってもらえたくらい。
*"Siempre puedes contar conmigo"の和訳が上手くできない…
ちなみに英語だと"You can always count on me"になるかな。
この企画だけじゃなくて、大学生活でも驚かされたことの1つがこっちの学生はデキる人が多いということ。
特に、教養の高さは日本の大学生と比にならないくらい。
だから日本についてでも少し深い質問されると、タジタジになっちゃうことも多々あった。
頑張れ日本。