昨日は私にしては珍しく暗かったので、アップはしなかったけど、今日どうやら復活したようなのでお得意の事後報告です。
2週間前の某テレビ局に引き続いて、朝9時半から2社目の面接。
かなり志望度の高い企業だったので、自分としてはできる限り準備をして行ったつもりだった。
でも、本番では4割くらいしか言いたいことが言えず…
すごく働きたい企業だったのに。あぁ、バカ自分。
と、クヨクヨしながら、午後のセミナー会場に向かう電車の中で、さらに落ちるきっかけになったこの本、
『包帯クラブ』 (天童荒太・著、ちくまプリマー新書)。
自分の鈍感さ、狭さを突きつけられた作品。
自己分析やら、自己PR、志望動機、、、「自分」に目を向けてばっかりの日々の中で、
木だけじゃなくて森を見るよう、
原点に立ち戻らせてくれた。
どこにでもいそうな高校生たちが主人公。
ひょんなことから、誰かが(最初のうちは仲間が)心の傷を受けた場所に包帯を巻くサービスを
始めた彼ら。
包帯を巻くことで変えることができるのは気持ちであって、事実としては変わらないわけだけど、それでも彼らが包帯を巻き続けた理由は?
包帯を巻くことで守りたかったものとは?
すっかり世界に引き込まれてしまい、セミナーの往復で一気に読破しました。
(面接会場の用賀から本八幡に行ったので、東京横断したわけだから、計4時間くらいでしょうか?)
これから社会を担っていく人に読んでもらいたい作品。